虫歯を治す
虫歯のチェックポイント
- 歯に茶色や黒色の着色がないかどうか。
- 歯に穴があいていないか。
- 歯に詰めた金属と歯の間に隙間ができていないか。
- デンタルフロスが引っかかかったり切れたりしないでスムーズに通るかどうか。
- もちろん、目でみて穴があいていたら、すでに虫歯です。
治療方法
治療には、大きく分けて歯髄(「しずい」・歯の神経)に手を付ける場合と 手を付けない場合とに分けられます。齲蝕が、神経(歯髄)に達しているか否かで治療が分かれます。
次に進行のステージを表した図で説明します。
手を付けない場合(保存修復)
これは上の図でC2 までが対象となります。
これには被せる・詰める、の二種類があります。
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被せる:これは金属の冠を被せる治療です。
覆う部分の分量によって、全部被覆冠と部分被覆冠とに分かれます。
基本的には歯の周囲を削って、そこを覆うような形の冠を作り、 それを被せる治療です。
削った後、型を採って(印象採得)次に被せ物を入れるのが普通です。
かつては、既製の金属冠を被せる治療方法が一般的でした。
材質等、詳しくはこちら
- 詰める:これはまた二つに分かれます。
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インレー(削った日は印象を採り、次回詰め物を入れる)
材質等は、被せる場合と殆ど同じです。 -
練成充填(セメント・レジン・アマルガム等を詰める)
手を付ける場合(歯内療法)
これは上の図でC3以後が対象です。
ただC4の場合は、すでに抜歯の対象となる場合もあります。
全部終わった後は、修復に戻ります。