斑状歯

歯の変色には色々なものがありますが、その中でも斑状歯は一番有名なものだと言えます。
乳歯の場合、形成期の栄養補給は母親に依存する為、斑状歯等の変色は殆ど見あたりません。
斑状歯は先天的な変色の一つですが、永久歯に限って発症します。
これは、一番最初に萌出する第1大臼歯でさえ、出生と同時に形成が始まるのですから、 永久歯の歯冠部分が3〜8歳くらいで完成するということによります。
この歯冠形成の時期に多量のフッ素を摂取した場合、 エナメル質直下、象牙質の構成成分に変化が起こり、 その結果として歯冠に褐色の帯状の縞が形成されます。
この場合、フッ素の摂取量と正比例して変色します。
これが、(齲蝕予防効果がはっきりしているのに)水道水へのフッ素添加が見送られている大きな理由です。

このような問題を解決してくれるのが審美歯科です。

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