口内炎
口内炎とは?
今さら説明の必要はないかもしれませんが、口腔内の粘膜が赤く腫れたり潰瘍ができたりする病気です。原因
- 小さな傷へのウイルスや細菌の感染
- 他の病気が原因で起こる
口内炎でいちばん多いのは、アフタ性口内炎です。
アフタ : 粘膜が赤くなって、中央部が浅くくぼんで灰白色をしている円形の潰瘍
アフタ性口内炎
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症状
食べ物が触れるとしみたり痛んだりする。
なかには再発を繰り返す再発性アフタもあります。
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原因
はっきりわかっていませんが、
感染、食物アレルギー、ストレス、ビタミン不足、ホルモン異常などが疑われます。 -
治療法
体調を調える。
ヨード剤などのうがい薬で消毒。
軟膏(主として副腎皮質ホルモン製剤)を塗る。
最近は、薬剤を噴霧するもの・貼り付けるもの等があります。
子供の場合、注意すること 小さい子どもでは、痛みのため食事をいやがって脱水症状を起こすことがあります。
しっかり食べられるように食べやすい工夫をします。
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予防
ビフィズス菌(乳酸菌の一種)が、アフタ性口内炎の予防や進行に効果があり、 治癒も促進されたという報告があります。 -
治るまでの時間
アフタ性口内炎では、殆どが1週間から2週間ほどで治ります。
難治性の口内炎・再発性の口内炎
別の病気の可能性があります。粘膜の病気( 扁平苔鮮や天疱瘡)、糖尿病、ベーチェット病、自己免疫疾患等です。
カンジダ症を見間違えることもありますが、これは真菌の感染によるものです。